こんにちは、せーじんです。
いよいよ、今回は収穫です。
大変な思いもあり、収穫後に意外性もあり、すごくいい食育になったと思います。
来年は、あなたもぜひバケツ稲やってみてくださいね!
今回は昨日の続きの記事です。
お読みになっていない方に、簡単にあらすじを説明します。
前回のあらすじ
せーじん家では、せーじん嫁がJAグループの掲げる、
JAグループでは、次代を担う子どもたちに、日本の稲作や農業に触れ、もっと身近に考えてもらいたい、そんな思いから「バケツ稲づくりセット」の配布を平成元年より実施しています。
出典:JAグループウェブページ
という理念に共感し、バケツ稲を開始することに、嫁の独断で決定しました。
JAグループからもらえる(送料はかかります)「バケツ稲セット」が届き、いよいよせーじん家で稲作が始まります。
ダイソーでバケツを、ホームセンターで土を買ってきましたが、土が足りず買い足す羽目に。
買い足したものの少し足りない気がしましたが
まあいいか
すごく重くて大変な土のかき混ぜ作業をし、
じろうが裸になりながら、種もみを植えました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
2021年の申し込みも発表されました!
苗の移し替え
植えた種もみから芽が出てきます。
こういうときって、すごくうれしいですよね。
はえてきたー!
とみんなで大喜びです。
葉が3~4枚に増えたら、ちりぢりに植えた苗を抜き、
まとめて一つの束になるように植えなおします。
元気のいいのを5本くらい選んで植えるのですが・・・
もったいないねえ
命を粗末にしちゃいけないねえ
と気が合うせーじん夫妻は、説明書を無視してすべてまとめ上げました。
こうして10本くらいの束となった苗を、育てることにしたのです。
中干し
それから数か月、稲が50㎝くらいの高さに育ったら、中干をします。
中干というのは、バケツの水を捨てて乾かしてやることです。
こうすることで丈夫な稲になるらしいのですが…
スパルタだねえ
さらに待つこと数か月・・・
植えた後は、意外とやることがないお米作り。
リビングから見える位置において、その成長を見守りました。
だんだん大きくなって、すごく大きくなって、
目の前にあると、うっとおしいね
洗濯干すのに邪魔になってきたんですけど
と、クレームが入ったので、玄関前に移動しました。
ああ、すっきり。
その後…
たろうが6歳になり、
6歳だぜ!
はなこが産まれ…
生まれたぜ!
10月になりました。いよいよ収穫です!
収穫!ためらうこと1か月
穂の約90%が黄金色になったら収穫です。
なんか緑色のが3割くらいある気がしますが、もう収穫しちゃいましょう!
収穫するよー
やるやるー!
おれも!
やる気満々の2人。
チョキチョキと、園芸用はさみ(ダイソー製)で切っていきます。
収穫完了!
おれの米!
なんだか2人とも嬉しそう。
これを一つにまとめて1週間くらい干します。
早く食べたいね~
おれも!
お米の脱穀!それは地獄!
それから1週間、そろそろ食べちゃいましょうか。
脱穀はどうやってやるのかなと。
まずは稲穂からもみをとりわける。
説明書には、穂をつまんでひっぱるとモミがとれるって書いてあるけど、
隙間小さめのフォークを使えばもっと楽ちんでした。
ばらばらと取れていくモミたち。
嫁も、たろうも、一生懸命やってます。
モミを取ったら脱穀しましょう。
この脱穀が、まさかの地獄に・・・
すり鉢にモミを入れ、野球ボールでスリスリするといいらしいんです。
すり鉢がないので、透明なボウルを使ったんです。
こんな具合で
ぜんぜんできないよ、これ!
えー、どれどれ
うん、まったくできないね。
あとは…、家にあるのはこれか…
野球ボールと同じくらいのサイズのごますり。
けっこう大変だなあ
遊びたいなあ
ぶつぶつ言いながらも、自分のお米を擦りまくる2人。
だまって玄米ともみ殻を仕分けする嫁
2時間後…
できたー!
できたー!
え、すくな!
え、これだけ?
早速調理しましょう。
鍋の底が見えるくらい少ない
おかゆにしてみました
ちょっと増えましたかね?
バケツ4つ分のお米でできたおかゆです。
いつも食べてるご飯って、どんだけの稲からできてるんだろう。
なんてことを話しながら食べましたよ。
すごくおいしかったです。
大変なこともありましたが、子どもたちにとって、親にとっても
初めての経験で、いい食育になりました。
農家の皆さん、いつもありがとうございます。
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